須我神社（すがじんじゃ）
2009/05/27
島根県雲南市にある須我神社。
決して大きな神社ではありませんが、出雲神話の中でも有名な八岐大蛇（やまたのおろち）を退治した須佐之男命（すさのうのみこと）と非常に関りの深い神社です。
御祀り神
須佐之男命（すさのうのみこと）
稲田比売命（いなたひめのみこと） ※須佐之男命の后神
清之湯山主三名狭漏彦八島野命（すがのゆやまぬしみなさろひこやしまのみこと） ※両神の御子神
武御名方命（たけみなかたのみこと）
斐伊川の上流で八岐大蛇を退治した須佐之男命は、稲田比売命とご結婚され、この地で日本で最初の宮殿をお造りになられました。古事記には須賀宮と書かれています。
そして、美しい雲が立ち上がるのを見て、有名なあの歌を詠まれました。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を」
出雲神話を代表する歌なので知っている方も多いと思いますが、実はこの歌が和歌の初めとされ、歌の中にある「出雲」は出雲の地名の起源とも言われています。
思わず空想に耽ってしまいますが、神話を読んで神社を回るのも楽しいものです♪
