伝統工法の家
11月も半ばが過ぎ、この時期にしか手当て出来ない大きな丸太も、少しずつ入荷してきました。
さて、弊社は地松の製材所であるため伝統工法をされるお客様からお声を掛けて頂くが多く、地松を使用する梁桁や差し鴨居、梁丸太などのご注文をよく頂いておりますが、今回は桧柱なども含めた木材一式を納めさせて頂く事になりました。
一般的な住宅とは建て方も違うので、使用する材料の殆どが既製品以外の寸法になります。
なので、伝統工法の物件に対応する為には、必然的に既製品以外の地松商品もストックしておかなければなりません。
既製品の商品は6mまでですが、7mや8mなどの材料もたくさん使います。
下の写真は寸法は小さいですが、8mの梁と母屋材を4面プレーナー加工した商品です。
桧柱の大きさも通常の住宅は12cm角か10.5cm角ですが、今回の物件は150cm角で全て見える化粧柱になります。
これから、大桁や差し鴨居などの加工に入りますが、ストックの中から乾燥材をご提供いたします。
色々な依頼を伝統工法の物件から受けておりますが、今後もご要望に応えられるように強化していきます。