五十猛神社
最近、神社ネタが増えてきましたが・・・地元について書きたくなったのでもう一丁☆
出雲地方といえばスサノオノミコトを祭っている神社が数多くありますが、実は石見地方もスサノオノミコトと関りの深い神社があるのです。
まずは、林業の神様と云われる五十猛命が主祭神の神社が、大田市の五十猛町にあります。
高天原を追放されたスサノオノミコトは子である五十猛と抓津姫、大屋津姫の三神を連れて、五十猛町に上陸されました。
そして、五十猛命が木の種をまき、抓津姫が伐採・製材、大屋津姫が建築を地元の人に伝えらたと云われています。
また、この地に松の種を蒔いて植林されたのも五十猛命と云われており、我々と最も関りの深い神様でもあります。
スサノオノミコトが紀州へ行かれる事になり、現五十猛町の神別れ坂で五十猛命とお別れになりました。
その後、五十猛命が後を追って出雲~備後~熊野(紀州)に行かれて、紀州では杉の植林に力を注がれました。
このように、紀州と大田市って関係が無さそうに思いますが、古代史ではしっかりと繋がっているのです。
温故知新ではないですが、昔を訪ねながら地域間交流を広げて行くのも面白いかも知れません。