加賀の潜戸(くけど)
松江市島根町にある、「加賀の潜戸(くけど)」へ。
ここ「加賀の潜戸」は、大山隠岐国立公園にも指定されている日本海の景勝地で、加賀港マリンプラザしまねから観光船(グラスボート)に乗り探勝できます。所要時間は50分。
時間もありましたので、早速チケットを購入し観光船へ乗り込みました。
まず港内を一周し、旧潜戸へ向かいます。
岸に着くと船を降り、整備されたトンネルを50m位歩いて行きます。
ここ旧潜戸は亡くなった子供の魂が集まる場所で、所々に積み上げられた小石の塔やお供え物が愛別離苦を表しているようで、とても辛い気持ちになります。(中は写真を撮る気になれませんでした。)
気を取り直して船に乗り、新潜戸の洞窟へ入って行きました。
新潜戸は神話にも登場しますが、ここで佐太大神※1がお生まれになったとされています。
※1 佐太神社の主祭神(松江市鹿島町)
佐太神社は、八百万の神々がお集まりになる「神在の社」と言われています。
大きな穴の入り口は3箇所ありますが、これは佐太大神の母であるキサカヒヒメが黄金の弓矢で射抜き、「加賀の潜戸」が出来上がったといわれています。
(写真の奥にある穴は、潜戸を突き抜けて空けられたものとされています。)
洞窟内はとても広く神聖な雰囲気です。
潜戸の外から見る景色は最高です☆