名勝「掛戸松島」
大田市を代表する日本海の景勝地、名勝「掛戸松島」。
掛戸松島は現在干拓されている旧波根湖の湖水を日本海に排出するため、鎌倉時代に7年の歳月をかけて岩山を切り開いた折りに海中に残されたものである。
現在は、海水の浸食によって人工の後はほとんど分からなくなっているが、奇岩、怪石が海中に散乱しており、687年前の難工事がしのばれる。(案内板より)
約20mの岩の上に一本松を載せるすがたは見事で、この奇岩「掛戸松島」が見せる様々な表情は、多くの市民に愛されています。
かつては、車道や近くを通過するJR山陰本線の列車からも一瞬だが見ることができ、絶景を楽しむことが出来たが、現在は暴風壁があるので走りながら見ることは出来ない。
夕暮れ時に立ち止まってゆっくりと見て頂きたい、大田市指定の名勝である。