松の樹齢
多くの地域に樹齢何百年といった、御神木のような巨木が存在していると思うが、松の樹齢とは一体何年くらいなのだろうか?
平野部の松については地下水が高いので、200年くらいで腐れの穴が入ってくる。
山間地帯については、地下水が低いので腐れの穴は入りにくいようだが、一般的に450年ぐらいするとほとんど自然に枯れてしまう。
昨年、大田市の国立公園三瓶山にある、市の天然記念物「定めの松」の1本西側の大木が松枯れのため伐採された。
そして、残った東側の松をシンボルとして守っていくこと目的に「定めの松を守る会」が設立され、様々な活動をされています。
この「定めの松」は推定樹齢400年の黒松で大久保長安が築いた一里塚のひとつであり、1600年の関が原の戦いの頃から、雪深いこの三瓶山のふもとで交通の要所として旅人を導いたといわれ、大田市を代表する巨木であった。